抹消されたガンダム開発計画の1機種。最強のガンダムを目指し、戦術核を撃ち出せるアトミック・バズーカと冷却システム内臓の専用シールドを標準装備している。また本体も耐熱・対衝撃用の装備で全身を覆っている。トリントン基地で射爆テストを行なう予定であったが、デラーズ・フリートの奇襲を受け、「ソロモンの悪夢」ことアナベル・ガトー少佐に奪取された。その後試作2号機は、観艦式襲撃事件を引き起こし、コンペイトウ宙域を血の海に塗り変えた。
木星船団ジュピトリスの艦長でありながら、ティターンズへ参画したパプテマス・シロッコ大尉のハンドメイド可変モビルアーマー。その設計の確かさは地球連邦軍に衝撃を与え、類似機のギャプランを開発させたほどである。猛禽類を思わせるモビルアーマー形態では木星の重力に呑み込まれないほどの大出力の大型のスラスターと直結されたメガ粒子砲を生かして一撃離脱戦法を行い、モビルスーツ形態ではその巨体を活かした圧倒的なパワーとビーム・サーベルで敵機を切り裂く。また肩の9連装ミサイル・ポッドや腕部のグレネード・ランチャーによって張られる弾幕を避けるのは至難だったと言われている。 地球圏では、シロッコ大尉がテンプテーションを標的に慣らし運転をし、アーガマ隊のエースパイロットを常に手玉にとった。