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ゼータガンダム(MSZ-006) |
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グリプス戦役、ハマーン戦争と二度の大戦に渡り活躍したのが、エゥーゴのシンボルとも言うべきこの可変モビルスーツである。アナハイムエレクトロニクス社がエゥーゴより要請されて立ち上げたZ計画は、次世代モビルスーツの指針となる機体の開発であった。ガンダムMk-Uとリックディアスの長所を兼ね備え、空間、地上を問わない飛行能力に加え、大気圏突入さえもこなすウェイブライダー形態への変形も可能である。
これだけの高性能を誇るものの初期の可変機だけあって操作は暴れ馬の如く扱いが非常に難しく、ビーム・ライフルやシールドも専用の装備を新たに用意しなければならないほどだった。
しかし、一方でザクの頭とマッチングするなど旧ジオニック社の技術も脈々と息づいていたのだ。 |
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ガンダムMk-U(RX-178) |
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一年戦争を地球連邦軍の勝利に導いたRX-78の正統な後継機として製作されたのがガンダムMk-Uである。グリプスで開発が進められたこの機体は、先代のガンダムタイプ同様、連邦軍の主力機開発のための試作機であり、同時にフラッグシップとなるモビルスーツでもあった。そのため、本体は人体を模したムーバブル・フレーム構造に特化したシンプルな作りとなり、武装はハイパー・バズーカをはじめ、ビーム・サーベルやシールドを標準装備する。
しかし、設計技師は早くからこの機体の限界に気づき、見切りを付けていたが、グリーン・オアシス事変によって事態は一変する。奪ったエゥーゴは、このモビルスーツを絶えず、実戦投入し続け、新たなガンダム伝説を築きあげたのであった。
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パワード・ジム(RGM-79) |
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GP計画の一環としてGP01の先行開発品であるバックパックを載せたジムはパワード・ジムとしてスペックデータ収集機として生まれ変わった。バックパックの性能を十全に活かすため、各所にアポジモーターと推進剤を増設し、運動性の強化を図っている。武装はジム同様、ハイパー・バズーカやシールドを持つ。なお、この機体が独立した型式番号を持たない理由は、トリントンの開発試験基地で独自に製作された改造機だからである。
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スカイグラスパー(FX-550) |
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GAT-Xシリーズのストライク用にPMP社が開発した大気圏内用支援戦闘機がスカイグラスパーである。ナチュラルの練度の低いパイロットにも扱えるほど操縦性は良い。ストライカーパック各種を装備・運搬でき、また、標準で中口径キャノン砲や砲塔式キャノン砲、対潜攻撃にも使用可能なミサイルも装備しており、高い火力でザフトのMSに引けをとらない性能を発揮した。
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デュエルガンダムアサルトシュラウド(GAT-X102) |
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【全高】 |
17.5m |
【本体重量】 |
103.47t |
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ザフトが資源衛星ヘリオポリスで奪取したデュエルを独自に改修した機体。ザフトMS用に開発された「アサルトシュラウド」と呼ばれる追加装備には、115ミリレールガンのシヴァと5連装ミサイルポッドが備わっていた。これにより、元々装備していたビームサーベルやビームライフルと同時運用を行うことで、圧倒的な火力を獲得した。クルーゼ隊の隊員、イザーク・ジュールの愛機としてアークエンジェルを付け狙い、宇宙だけでなく地上の各戦線を渡り歩き、数多くの戦功を残す。
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ハイゴッグ(MSM-03C) |
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大戦後期の統合整備計画によってズゴックEとの規格の互換性が図られたゴッグの後継機。「ハイパー・ゴッグ」のコードネームを持つこの機体は、その名の通り旧モデルのゴッグの設計を全面的に見直し、腕部にミサイルユニットを取り付けられるなど、様々な改良がなされている。北極基地強襲作戦を行ったサイクロプス隊で運用された機体が有名だが、水際作戦を行った北米戦線の各部隊にも配備された。
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量産型ズゴック(MSM-07) |
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水陸両用モビルスーツの完成モデルと呼ばれているのがズゴックである。本来はMSM-04となる予定だったが、ゴッグの実戦データに基づく設計改良を受け完成が遅れた、そのおかげでアイアンネイルによる格闘戦能力など各性能は向上したのだ。
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アッガイ(MSM-04) |
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MSMシリーズ中、実戦部隊だけでなく訓練部隊で最も使用されていたのがアッガイである。両腕には多数の武器が搭載されており、メガ粒子砲をはじめ、6連装ミサイル・ランチャーやクローなどを用途によって使い分け、連邦の機体を一撃で粉砕するだけの火力を持つ。このモビルスーツは、ザクタイプの改良したジェネレーターを搭載していながらも廃熱度が低いため熱センサーに感知されにくく、偵察にも使用された。 |
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アッグガイ(MSM-04N) |
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ジャブロー攻略戦用に製作された水陸両用の特務モビルスーツの中で、白兵戦を担当するのがアッグガイだ。基本的にはアッガイと変わらないが、両腕に2対のヒート・ロッドを装備している。この武器は換装が可能でズゴック同様にアイアンネイルを取り付ける事ができた。この機体はジュアッグ同様に、アッガイの試作段階の産物であったが、戦後完成した機体が確認されている。 |
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ガルマ専用ザクU(MS-06FS) |
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北米大陸で宣撫活動を行った地球方面軍指令ガルマ・ザビ大佐の専用機が、このパーソナルカラーに塗り替えられたFS型である。F型の頭部に40mm機関砲を4門搭載したFS型は、F型のマイナーチェンジ機であり、S型が登場するまでの間、部隊指揮や接近戦を主任務とする部隊に配備されたが、搭載された機関砲は期待されたほど効果はなかったようだ。ガルマ専用機もチューンアップされた以外は、特別の改造を受けていなかった。
この機体はF型の生産ラインの中で製造されており、武装もF型同様にヒート・ホークやザク・バズーカを持つ。余談だが、ガルマ大佐はガウ攻撃空母やドップでの出撃を好んだため、彼個人専用のモビルスーツがあったことはあまり知られていなかった。
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バーザム(RMS-154) |
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グリプス戦役時の不遇の傑作機と呼ばれるのが、ニューギニア工廠で開発されたバーザムである。このモビルスーツは、地球連邦軍の数多くある主力機との互換性を持ちながら、ガンダムMk-Uの設計を受け継ぐ次期主力機だった。ビーム・サーベル等は従来からのモデルを採用し、最新鋭のビーム・ライフルを装備する。だが、キリマンジャロ基地陥落前後よりティターンズ機として各地に配備されたため、運用期間は極めて短かった。
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ハンブラビ(RX-139) |
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グリプス抗争時にエゥーゴのMS隊を恐怖に陥れ、ティターンズ艦隊を渡り歩いたヤザン隊の愛機がハンブラビである。パプテマス・シロッコが設計し、地球連邦軍で製作された異形の試作可変モビルスーツだが、運用テストも彼の居るドゴス・ギア隊で行われた。全身に5つのモノアイが付いた姿は悪魔ベヒモスの如く獰猛さを現し、ビーム・サーベルや電撃兵器であるウミヘビを使って次々と戦果をあげたようだ。
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百式(MSN-00100) |
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ブレックス准将亡き後にエゥーゴの指導者となったシャア・アズナブルが、グリプス戦役時に搭乗したのが百式である。この機体は、日進月歩で高火力化するビーム兵器に対し、軽量化と高速戦用バインダーによって避けることを前提とした設計が施されており、全身を覆う金色の特殊プラスティックカラーコーティングでダメージコントロールを行う。一方、武装は安定性に定評のあるクレイ・バズーカやビーム・ライフルを持ち、ビーム・サーベルもエゥーゴ規格の高出力タイプを装備し、激動の時代を乗り越えていったのだ。
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メタス(MSA-005) |
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Z計画は傑作機ゼータガンダムの開発に成功したが、この機体の量産化の目途が立つまで、共に運用の出来る可変モビルスーツに悩む事となった。メタスは、Z計画の一環で開発された可変機構を持つモビルスーツで、高火力の兵装こそ持たないものの両腕部にはアーム・ビーム・ガンが備えられ、ビーム・サーベルを複数持つ事によって、足止め戦や持久戦を前提とした機体となったのである。
グリプス戦役中期、ティターンズのアポロ作戦に合わせて投入されたこの機体は可変モビルスーツながら操縦は比較的易しく、パイロット歴の浅い者でも生還率が極めて高かった。
また、マシントラブルも少なく、アーガマ隊では大変重宝され、機体を損失しても、ダブルゼータガンダムが配備されるまで何度も補充され続けたようだ。
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ラゴゥ(TMF/A-803) |
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【全高】 |
11.49m |
【本体重量】 |
70.18t |
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『スエズ攻防戦』で活躍した「砂漠の虎」ことアンドリュー・バルトフェルドが搭乗したのが新鋭機のラゴゥである。この機体はバクゥの後継機として開発した四脚のMSで、指揮官機として配備されたようだ。ザフトの機体としては珍しい二人乗りの機体でガンナーが背部の二連ビームキャノンを担当。メインパイロットはその機動力を生かし頭部の2連装ビームサーベルや四肢のクローを駆使して、地球連合のアークエンジェル隊を苦しめた。
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ストライクルージュ(MBF-02) |
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地球連合のエルビス作戦の阻止やジェネシス破壊作戦で活躍した機体の中で一際異彩を放つのが、オーブの王女カガリ・ユラ・アスハが駆るストライクルージュである。この機体は、地球連合で開発したGAT-Xシリーズの1つ、ストライクと同型機であるが、ナチュラル用OSに対応した独自の改良が施され、細かい調整がなされていたようだ。中でも機体の愛称にも入っている特徴の1つ、赤いPS装甲はパワーエクステンダーが内蔵された為だと言われている。一方、ストライクと同型機の為、エールユニットとはじめ、同型のビームライフルやシールド等を装備する事も可能で、初陣を飾ったのもエールストライク形態であった。
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