ロールプレイとは?
『ロールプレイって何?』ロールプレイとはRole(役割) Play(演じる)意であり、
端的に言うと架空の人物を演じる・なりきる遊びです。
プレイヤーはWelphiaの世界で生きる自分のキャラクターを演じる事となります。
『キャラクターを演じるって?』
キャラクターを演じると言う事は、そのキャラクターの人格を演じることです。
一つの個人として人格を持つキャラクターを、プレイヤーとは別の個人として演じる事になります。
プレイヤーはキャラクター視点で世界を見、キャラクターの立場に立って物事を考え、
行動しなければなりません。
「キャラクターの立場で考えるって、難しそうだなあ。」と思う方もいるかもしれません。
でも実はコレ、誰もが日常的にやっていることなんです。
誰かにプレゼントを贈るときを想像してください。
●「Aさんは甘いもの好きだ。チョコで良いかな。」
●「Bさんはブランド好きだ。どのメーカーだったかな。」
このようなとき、相手の立場で考えますよね。
相手が貰って嬉しいもの。喜ぶもの。
そういったものを考えてから贈る品を選ぶと思います。
ロールプレイも似たようなものです。
「相手の立場」を「キャラクターの立場」として考えるだけです。
やってみると、意外なほど簡単にできちゃったりします。
まずはあまり構えず、気楽な姿勢で臨んでみてください。
ロールプレイチュートリアル
1.『キャラクターを演じること』それは即ちそのキャラクターの人格を、人生を演じることです。
一つの個人として人格を持つキャラクターを、生きた個体として演じなければなりません。
Welphiaにおいてキャラクターを演じる事は必須事項です。
ロールプレイの世界は、全てのプレイヤー及びキャラクターが同じ舞台に立ち、
同じようにロールプレイする事で始めて成り立ちます。
場に一人だけでもこれを守らない人がいれば、場の雰囲気は一気に崩壊してしまいます。
ですので最初からキャラクターを演じる気が無い方はおどうか引取りください。
最低限の必須事項を守れないままいらしても、Welphiaでは楽しめません。
空気を悪くして嫌な気分になるだけです。
2.『PlayerとCharacterの区別』
これはロールプレイにおける大前提事項です。
あなたのキャラクターは、Welphiaと言う仮想世界の中で生きるあなたとは別の生き物です。
プレイ中はこのキャラクターの思考に沿ってプレイを進めなくてはなりません。
Playerであるあなたは、パソコンの画面の前であらゆる数値データを目にし、
ゲームをプレイを進めますが、Welphiaに生きるキャラクターはそんな世界を知りません。
プレイヤーが知っている事と、キャラクターが知りえる事。
この相違を的確に把握し、混同させないことが大前提の一つとなります。
3.『キャラクターの五感を意識する事』
これがロールプレイの基本事項になります。
当然の事ながらあなたが直接キャラクターの五感を感じる事は出来るわけはありません。
なのでキャラクターが感じる五感の感覚をイメージして進める事になります。
例えばあなたのキャラクターが鬱蒼とした熱帯の密林の中にいるとしましょう。
あたりの視界は生い茂る木々に遮られ、見通しは悪そうですね。
音はどうでしょうか。
鬱蒼と生い茂る密林の中、様々な生き物に満ち溢れていそうですね。
鳥の鳴き声、獣の遠吠え、風の音、木の葉がゆれる音、様々な音に満ち溢れているでしょう。
温度はどうでしょうか。
熱帯の密林地帯ならじめじめ湿った空気に満ちていて、とても蒸し暑いかもしれませんね。
キャラクターの立場に沿って想像し、こうしたイメージを感覚に割り込ませてください。
4.『ロールプレイ中に起こりがちなNGプレイ』
間違いその一、壁の向こうの敵。
ダンジョンなど、壁で仕切られたエリアなどで起こりうる間違いです。
キャラクターはダンジョンの通路を通り抜け、ドアに隔たれた一つの大きな部屋の前に辿り着きました。
部屋は扉によって固く閉ざされ、中には大きなドラゴンが5体も待ち受けています。
まずはプレイヤー視点で見てみましょう。
画面上では壁の向こうが大きな部屋になっている事や、中にドラゴンがいる事まで見えています。
このまま無防備に突っ込めば手痛い目に遭う事は火を見るより明らかです。
プレイヤー視点で考えれば、このまま突入する事は明らかに愚かしい事です。
しかし待ってください。
キャラクターの視点で見るとどうでしょうか?
彼の視点から見ればその認識はがらりと変わります。
彼の前にはドラゴンが待ち受ける部屋の前に、壁と部屋に通じる扉で視界が塞がれています。
キャラクターは壁を透視する事は出来ません。
ですから扉の向こうが大きな部屋である事、そしてその中にドラゴンが5体も待ち受けている事を視覚で認識する事は出来ません。
間違いその二、チャットの文字。
少し以下の会話例を見てください。
Aさん「あんた、名前はなんていうんだ?」
Bさん「我が名は長谷部則恒という。よろしく頼む。」
Aさん「すまん、漢字が読めない。」
非常に不自然な会話となっている事がわかるでしょうか?
現実世界でに置き換えて考えてみてください。
現実世界で相手の名前を聞くとき、人は聴覚で相手の声を聞いて名前を認識します。
上の例の「長谷部則恒(はせべのりつね)」さんで例えましょう。
聞き手は最初から長谷部則恒という漢字で認識するわけではなく、
「はせべのりつね」という音で認識するはずです。
プレイヤーはキャラクターの会話をチャットと言う形=視覚から得ています。
ですがキャラクターたちはキャラクターの会話を聴覚で聞いている事を認識してください。
上の例では「はせべのりつね」と言う『音』=「聴覚」で認識する筈の情報が、
「長谷部則恒」という『文字』=「視覚」情報として認識されていてとても不自然です。
『そんな事言われたって読めないものは読めないんだよ!どう訊けばいいの!?』
と言う方もいらっしゃると思います。
その対処法については次項のプレイヤー発言についての項を参照ください。
間違いその三、数値で会話。
Aさん「なぁなぁ。あんたの料理スキルいくつあるんだい?」
Bさん「俺の料理スキルは100まで上げたよ」
Aさん「グランドマスターか!やるなぁ!!」
上記の会話は極めてゲーム的で、ロールプレイ的ではない無機質な会話になっています。
これもまた現実世界に置き換えて考えてみてください。
上記のような会話はありえませんよね?
ステータスやスキルなどと言ったキャラクターの数値データを、
そのまま会話に持ってくるのはNGです。
Aさん「なぁなぁ。あんた料理は得意なのかい?」
Bさん「ああもちろんさ。そこいらのプロには負けない自信があるよ。」
Aさん「プロ級の腕前か!やるなぁ!!」
このように言い換えるだけでとても自然な会話になります。
5.『エモートとプレイヤー発言について』
キャラクターの動作や、内心の表現に使うエモートと、
ゲーム中、何らかの理由でプレイヤー発言を行う際のルールについて解説します。
エモートについて
Ultima Onlineに組み込まれているエモート発言について解説します。
これはキャラクターの動作や表情、または心情等といった発言ではカバーできない表現をする時に用います。
ゲーム内のチャット上では「**」に囲まれた発言がそれに当たります。
エモートの例を挙げましょう。
■動作のエモート例■
*腰に収めている剣をすらりと引き抜いた*
*ほっぺたを膨らませて拗ねている*
*ぺこりと頭を下げた*
■心情描写のエモート例■
「いよっ、旦那!今日も男前だね!」
*まぁ俺の方が数倍イケメンなんだがな*
キャラクターの動作や心情描写などはゲーム内ではこのように表現します。
エモートの発言方法ですが、ゲーム内で『: (半角コロンと半角スペース)』を入力すると、
メインウィンドウのチャットに有力部分に『Emort:』と表示されます。
その状態で発言内容を打ち込み、発言するとエモート発言となります。
ゲーム中のプレイヤー発言について
基本的にはNGです。
ですがゲームの円滑な進行上必要な時や、プレイヤーが席をちょっと離れたりするときなどで通知が必要な時はこの限りではありません。
プレイヤー発言をする際は( )括弧でくくって発言してください。
■プレイヤー発言例■
(ちょっとトイレ)
(そのキャラクターの外見年齢はどれくらいに見えますか?)
(その漢字が読めません。なんて書いてあるんですか?)
(はせべのりつねと読みます)
6.『キャラクターについて』
ロールプレイには欠かせない、あなたの分身となるキャラクターの作り方を説明します。
この項ではキャラクターの背景や、設定、人格などの作り方について解説します。
スキル配分やステータス設定などと言ったシステム面でのキャラクターメイキングについては後述します。
『登場人物(キャラクター)の作り方について』
登場人物はあなたが作ります。性格も性別も経歴も思いのままです。
Welphiaでは基本的にプレイヤーが演じたいキャラクターは、
一部例外を除いて可能な限り受け入れて行ければと思っています。
キャラクターの作り方ですが、ここで上げるのはキャラクターの
『人格』『性格』『設定』等についてです。
個性的なキャラクターを演じるために、とても重要な設定となります。
あなたの中で既にやりたいキャラクターの構想が出来ているのならば、
その人物を演じるのが楽しく、オススメです。
しかしキャラクターの構想が固まらず、「どうやって作ろう」と悩む方もいると思います。
そこで、ロールプレイに慣れやすい登場人物の作り方の例を挙げましょう。
■喋り口調を定めるやり方■
特徴的な喋り口調や口癖などを設定するやり方です。
個性的な口調はキャラクターの個性を引き立たせ、確たる存在感を与えます。
また、そこから発展して人格そのものが固まってくる事もあります。
例・・・語尾に「ござる」をつける
一人称を「オラ」にする
薩摩弁で喋る・・・など。
■自分や知人や有名人などをモデルにするやり方■
モデルを知っているので自然とイメージが湧きます。
考え方や行動を想像しやすいので演じやすいです。
■性格設定を極端にする■
極端な熱血青年や極端な純情少女、
極端なエロ親父など性格が極端なキャラは個性が引き立ち、
演じやすくなります。
ただし極端すぎて周りに迷惑をかけてしまうキャラは、
他のキャラから疎まれる危険もあるので注意が必要です。
■どうしても考え付かない場合■
経歴や性格は大雑把に作れば十分です。
演じている内に人物像が固まってきます。
細かな経歴や性格を後付けすることは良く有ります。
どうしてもキャラクターの性格や設定を決められない場合は、
『記憶喪失である』事にして構いません。
キャラクターたちは何らかの理由で異世界であるWelphiaへと飛ばされてやって来ます。
それは想像を絶する強大な魔術によるものかもしれません。
また、世界の壁を超えること自体が想像を絶する事柄です。
そういったショックにより、取りあえずは記憶をなくしている事にしておき、
後日構想が固まった折に思い出した事にするといったやり方もあります。
7.『キャラクター設定について』
■キャラクターの背景について■
全てのプレイヤーキャラクターはWelphiaの外の世界から迷い込んだところからスタートします。
Welphia出身のキャラクターは現段階ではNGです。
これは最初の段階ではプレイヤーがWelphiaの世界観を全く知らない状態で
キャラクターの設定を定めるのは困難であろうと言う判断から定めています。
■プレイヤーのオリジナルキャラクターである事■
Welphiaで使用するキャラクターはプレイヤーのオリジナルキャラクターに限り、
一般に出版されている漫画、アニメ、小説、ゲームのキャラクター等を
そのまま持ち込んで使用する事を禁止させていただきます。
ただし例外としてプレイヤーがその作品の作者である場合はこの限りではありません。
尚、上記既存キャラクターをモデルとしたオリジナルキャラクターは可とします。
■敵勢キャラの禁止■
他のプレイヤーキャラたちと敵対する所謂『悪役』キャラは基本的に禁止します。
8.『難度の高いロールプレイ』
以下は禁止ではありませんが、初心者には難度の高いロールプレイです。
●人見知りが激しい
●無口な一匹狼
ロールプレイの世界は他のキャラと関りあって何ぼの世界です。
そのため他人と関る前の段階で壁を作るキャラクターは難度が高いといえます。
●悪人
●プライドが高くて陰険
●あからさまな変態
●純粋に性格が悪い
上記のような態度を取り続ける結果、
他のキャラクターに嫌われてしまって完全に孤立する恐れがあります。
●生産Onlyで戦闘できるキャラがいない
メインストーリーには多くの戦闘が関ってきます。
他に戦闘が出来るキャラがいない場合、こうしたメインストーリー進行中に留守番しなければならなくなる可能性があり、とても孤独な時間を過ごす事になり得ます。
●子供キャラ
子供ロールプレイは意外と難度が高いです。
大人が演じる事で子供っぽくない子供になってしまいがちになります。
また子供だと言う事で様々な制約を受ける可能性があります。