1.スーザは、チューバのように深い音・太い音は出ない。
私のスーザでなくても、スーザとはそういうものらしいです。
マーチングで太い低音が欲しい時は、スーザでなくてマーチングチューバを使うそうです。
(リペアの人の話)
でも、そこのところを何とかしてやろうと思ってます。
2.視界が広くなった。
チューバを吹く時は、こんなふうに見えてます。下の黒いのはマウスピースです。

で、スーザを吹く時は、こう見えます。

他の楽器をやっている人はこう見えるのが当たり前かもしれませんが、私には
眺めが良くなり、スーザの方が開放感があります。
3.実は、座って吹くより立って吹いたほうが楽。
スーザは重いので、肩にのせているうちにだんだんズレてきます。
それで「ヨッコラショ」とかつぎ直すのですが、立っている時だと足のバネを使って
簡単にできますが、座っていると上半身の力だけで直すのは大変です。
背中におんぶした子供がずり落ちてきた時、座った状態で「ヨッコラショ」と
上げてやるのはかなり力がいりますよね。それと同じです。
4.「息を吸う時、肩を上げるな」は、間違いだと思う。
スーザを吹く時は左肩に荷重がかかっているので、肩を上げての呼吸はできません。
スーザを吹くと(私だけということはないと思いますが)肩に空気が入らないようで
もどかしく、チューバを吹く時の8割くらいしか息が吸えないです。
(修行が足りん!と言われるかもしれませんが)
だから、息を吸う時、肩を上げるなというのは間違いだと思います。
(練習編・腹式呼吸のページでも書いていますが、肩だけを上げるのはダメです)
5.向かい風には注意!
わかりますよね。
横風や追い風はまあ大丈夫だけど、強風の向かい風はひっくり返りそうです。
前もってわかれば心の準備をしておけるのですが。
6.スーザ→チューバはOKだが、チューバ→スーザは簡単でない。
スーザはチューバに比べると作りが適当で、音程も良くありません。
普段チューバを吹いてる人がスーザに移るのは、慣れるまで時間がかかります。
社会人バンドのように週1程度しか吹かないのではなかなか慣れることができません。
それに、久々にスーザをかつぐと肩にきます。
それで私は、普段はスーザ(ややこしい楽器)に慣れておいて(肩も慣らしておき)
必要に応じてチューバを吹くようにするのがいいかと思っています。
(ホールでのコンサートが嫌いで、村祭りとかの演奏が好き、というのもありますが。)
学校にあるスーザは1年に1日だけ、体育祭の日だけ使われるようですが、じゅうぶんに
吹き込まれないうちにまたケースに戻されるのはもったいないと思います。
7. 家ではカニ歩き・・・
スーザを背負って家の廊下を歩くと、廊下の幅よりソフトケースの幅のほうが
少し広いため、廊下の壁を擦ってしまい、壁がはがれるといわれ・・・
ということで、壁に当たらないように横歩きなのです。トホホ。