スーザフォンには、「チューニングビット」という部品がある。
この部品は、ピッチが高い時に継ぎ足して低くするのと、自分の口の位置にマウスピースが
ちょうどいい位置にくるように調節するためのものだ。
左から、マウスピース、チューニングビット、(着脱)マウスパイプ。
ところがこのスーザにとってこのチューニングビットがクセモノで、大きい音で
鳴らすとビビってしまう。それで試しにチューニングビットなしで吹いてみたところ
ビビりがなくなったうえに、1+3の運指の音抜けが悪かったのも改善された。
で、こんな部品いらん、ということになったのだが今度は(ビットがなくなったために)
首をつき出して吹かないとマウスピースに口が届かなくなってしまった。
吹けないことはないが、長時間だと疲れてしまう。
そこでマウスパイプを延長してもらうことにした。

10センチほど継ぎ足して延長してもらった。
ただの管を付ける予定だったが、偶然にも最近リペア店で、学校で使われていた
チューバのマウスパイプ交換があり、そのお下がりをいただいた。
ということで、マウスピースレシーバーはYBB641(ヤマハのロータリーチューバ)
のもので、YAMAHAのロゴが入っているというわけ。
これでだいぶ良くなった。
だがしかし!ビットでコキコキ折れ曲がっていた息の流れがストレートになったため、
息がよく入るようになってしまった。音も太くなっていいことなのだが。
(そんなことぐらいで変わるか?とも思うが原因がそれしか考えられない)