TUBAとは、もともとラテン語で「管」を意味しています。
この発音をカタカナで書くと「トゥバ」です。
ドイツ語の辞書で調べてみたら「トゥーバ」でした。
「テューバ」というのは英語読みのようです。
(英語では「TU」は「テュ」と読むことが多いです)
私が中学生の頃は「テューバ」という言葉はまったく聞きませんでしたが、今は英語が
世界共通語になっているのと、日本にも外国人が多くやって来るようになったので
「テューバ」と呼んだり書かれたりするようになったのでしょう。
「バイオリン」を「ヴァイオリン」と書くようになったのも同じ理由だと思います。
日本語にはもともと「テュ」という発音が無いのでそれに近い「チュ」になったの
でしょうが、私は「テューバ」と呼ぶ人に聞きたいです。
テューバ、テューバって言うけど、「チューニング」(tuning)のことはなんで
「テューニング」って言わないんですかね?
こっちの方がよく使う言葉だから先だと思うのですが・・・。
ユーフォなんてかわいそうなもんです。ユーフォニアムとかユーフォニウムとか。
もっと前はユーホニュームって言ってたみたいだし、大正時代の雑誌の広告には
イウホニュウムって書いてある。
外国語を無理やりカタカナに直すのは正解がない、ということでしょうか。