悪いことをやっても、「見つからなければ」「注意されなければ」いいと思っている。
公道を運転していても、「私は勝手に進むわよ。ぶつかったら、よけないあなたが悪いのよ。」という様子で、特に悪びれる様子もなく運転する輩。
勝手に商品を送りつけて、要らないのならば送り返してください、という考え方。
何故に、私たちはこうも自己中心的になってしまったのか。
ミスがあった時――
「言っていた」というのは、免罪符になるのだろうか?
「聞いていない」というのは、責任を免れる言い訳になるのだろうか?
ヒトは究極的には自分の幸せ実現と保身のために生きているのかもしれないとも思うが、ちょっとは他者の幸せを考えてもいいはず。
「ありがとう」の一言が言えない。
「ごめんなさい。悪かった。」と言えない。そんな実に寂しい人物にはなりたくない。