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PSPで青ベルを
いやーすごい時代になったものです。PSPで青ベル動いちゃってます…
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画面はハメコミ合成ではありません(w |
Contents
任意のPSのゲームをPSPで動かす一般的な手法と同じです。
少し前はPS3が必要でしたが現在はPS3なしでも動かせます。感謝。
- 青ベルのCDを用意する(当たり前)
吸い出し終わっても売ったりあげたりせずにちゃんと保有しておきましょう(当たり前)
PSP用のライセンス分として一枚余分に買うのがベスト。私?限定版×2+通常版×3持ってますが何か(頭おかしい)
- カスタムファームウェア(以下CFW)を導入したPSPを用意する
sonyから公式にPSP用に出たPSタイトルを購入するのであれば純正ファームウェアで動くでしょうが、そうではないのでCFWが必須です。
ここのハードルが一番高いと思いますがあえてCFW導入方法はここでは書きません、ネットを巡って調べてください。
また、もし最新のFWのPSエミュで青ベルが動かなかった場合はPopsloaderプラグインを併せて導入してください。
こちらで試したところ3.03,3.30,3.52で動作しました。他は試していませんので左記以外では動かないということではありません。
- 青ベルのCDイメージを吸い出す
後述のツールに食わせる為にCDイメージを吸い出します。
なお、青ベルはCDDAを使用している為.imgの他にCloneCDの.ccd形式のファイルも必要になります。
- 方法1:CloneCDで吸い出す
ただし私はCloneCD持ってないので知りません(自爆)
- 方法2:CD Manipulatorを使う
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CD Manipulatorを使いマルチセッションモードで吸い出すと出力ファイルの中に.cdmの拡張子を持つ物があります。
この拡張子をエクスプローラの名前の変更で.ccdに変更します。
ファイルの中身は本来の.ccdと厳密には若干異なる部分があるようですが、
CloneCDでCD-Rに焼くわけではありませんし今回のPSP向け作業には問題ありません。CD Manipulatorの作者氏に感謝。
- 方法3:.cue+.imgファイルを出力するソフトで吸い出し、.cueファイルを.ccdに変換する
CUE to CCD Converterで.cueファイルを.ccdファイルに変換できます。作者氏に感謝。
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- PS3-Free popstation v5で青ベルCDイメージをPSP用のPBPファイルに変換する
ここが一番のキモ。作者氏に超感謝。
pops_gui.exeを起動し、3で吸い出したCDイメージの.imgファイルをダイアログ上にドラッグ&ドロップします。
タイトルとセーブにはデフォルトでファイル名が入るので必要に応じて書き換えます。
(今回CUE to CCD Converterのダイアログが日本語ファイル名だと化けるので半角英数ファイル名にしましたが、
pops_gui.exeは日本語ファイル名対応なので吸い出し時から日本語ファイル名にしておいても良いでしょう)
DISC IDは限定版だとSLPS00981になると思います。もしいつまでもID取得できないようであれば自動取得のチェックを外してIDを手入力してもいいでしょう。
視聴レベル/リージョンコードは変更する必要はありません。圧縮レベルも青ベルは9でBGM含め問題なく動きますので9のままでいいでしょう。
コンバートボタンを押すとpops_gui.exeがあるディレクトリの下にDISC IDと同名のサブディレクトリが作られそこに変換結果が出力されます。
- 変換結果をメモリースティックの/PSP/GAME/配下にサブディレクトリごとコピーします。
- PSPを起動しメニューのゲーム→メモリースティックTMを選択します。
青ベルを選択選択ぅ!ウリィィぃ(なぜJoJo)
起動!
- キーコンフィグを設定する
(2009/2/21Update 画像をクリックで原寸大画像を表示、以下このサイズの画像で同様です)
PSPにはR2,L2ボタンがないため方向キーの下のアナログパッドを使います。
割り当て方は4種類ありますが、おそらくデフォルトのタイプ1のR2:アナログパッド右、L2:アナログパッド左のままでよいでしょう。
PSP自体のキーコンフィグはそのままで青ベルソフト内のキーコンフィグを工夫する方がいいと思います。
アナログパッド(R2,L2)よりSELECTボタンの方がむしろアクセスしやすいので使用頻度の低い機能をR2L2に割り当てるといいでしょう。
『こだわりのアナログスティック派』の方や『トリガーはR1R2だぜ』な方は…妥協して慣れてくださいとしか(汗
- 後はLet's Battle!
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変換時にデータを用意しておくことでゲーム選択時のアイコンや背景などを独自の物に変更することができます。
当然作成しましたw
 |
 |
標準のアイコンと背景の場合 | アイコンと背景を変更 |
 |  |
アイコンと背景その2 | ゲーム起動時のスプラッシュ画面を変更 |
popstationで変換する際にpops_gui.exeと同じディレクトリに以下の名前で画像を置いておくと
変換時に使用してくれます。
ファイル名 | サイズ | 役割 |
ICON0.PNG | 144x80 | アイコン |
PIC1.PNG | 480x272 | 背景 |
SPLASH.PNG | 480x272 | ゲーム起動直後のスプラッシュ |
指定できる物は他にも動画アイコンやBGMなどありますが作っていないので省略します。
ダウンロード
PSP青ベル用アイコン/背景データ(736kB,zip,禁転載)
アイコンx(3+2), 背景x(7+2), スプラッシュx1の詰め合わせ。+2というのは体験版2種用を含めているという意味です。
加工(というほどではないですが)にはPictBearSE(NightBuild版)を使用、AzConvPNGでサイズの最小化を行なっています。各作者氏に大感謝。
でまあ、こういうのは著作物の無断改変/無断再配布ではありますが…まあこれを必要とする人は私と同様に元データを持っているわけですので
著作者の損害は実質上ないはず。(昔と違って画像をページにバンバン載せているのに今さら何をという話も…)
とりあえず著作者以外による転載は禁止します。
CWCheatプラグインを使うとPSPのゲームを改造することができます。
またこれはPSPで動作するPSゲームを改造することもできます。
というわけで、これを使って拙作PARコードを使ってみます。
CWCheat導入
…の方法は説明省略(ぉ
CFWのバージョンによって入れるCWCheatのバージョンが違ったりするので詳しいページにお任せします。
とりあえずPSゲームの改造にはcwcheatpops.prxがあれば十分です。
pops.txtにcwcheatpops.prxを追加登録してください。
cwcheat.prxは別途PSPゲームも改造するのでなければ不要です。
改造コード登録
コードを記述するcheatpops.dbファイルの書式は…などというのも詳しいページにお任せするとして、
こちらで拙作PARコード集をまとめてcheatpops.db化したもの(2kB,zip)を置いておきますのでこれをさくっと使用しちゃってください。
アーカイブ中のcheatpops.dbの内容をメモステの/seplugins/cwcheat/cheatpops.dbに追加します。
なお、CWCheatのデフォルトのcheatpops.dbにはほとんど(全部?)洋ゲーのコードばかりが入っていますので
それらが不要であれば追加でなくファイルごと置き換えてしまってもOKです。
CWCheat起動、設定

プラグインの設定が正しければSELECTボタン長押しでCWCheatのメニューが起動します。
Select Cheatsで各コードのオン/オフを設定、Enable cheatsを選択して[Y]にかえてください。
なお有効にするコードを選ぶ際はコードを使う際の注意点に従うようにしてください。
上記のCWCheatを使うとメモリーカードデータのイメージファイルを扱うこともできます。
複数のカードを差し替えるのと同じことができたり、実機のカードからリードライターで吸い出したイメージや
ePSXeのようなエミュレータのイメージをPSPに持ってくることもできます。
そこでここでは拙作改造セーブデータを持ち込みます。
- 改造セーブデータページに置いてあるデータをメモリーカードキャプターさくらで仮想イメージファイルに読み込むか、
あるいはこちらで今回イメージ化した物を置いておきますのでそれを使います。
青ベル改造セーブデータイメージ(4kB,zip,全員集合データはコボトのみ)
- イメージファイルは青ベルが通常版の場合slps_00982-0.mcr、限定版の場合はslps_00981-0.mcrという名前にして
メモステの/seplugins/cwcheat/mc/配下に置いてください。
- PSPで青ベルを立ち上げ、CWCheatも起動してメニューからManage memory cardsを選んでください。
- load memory card 1 from memory stickを選び、Last operation : OK!!と出ればOKです。
エラーが出た場合はファイル名や置き場所を確認してください。
- 後は青ベルゲーム中でゲームデータや格納庫データを読み込んでください。
あとは…
これでWifiで通信対戦できたりすれば嬉し過ぎて死ねるところですが、
自作エミュ系は通信できるのが出てきてるみたいですけどPSエミュでってのは今のところないっぽいですねえ…
いつの日かここに通信対戦の項目を書きたいものです。
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